贅沢な音で満たされました

今日は、アクロスのシンフォニーホールに、精華女子短大コミュニティオーケストラの定期演奏会を聴きに行ってきました。
この楽団の演奏会に行くのは2回目で、楽団の名称から短大の部活でやっているオケのように思われがちですが、広く地域社会にも門戸を開いているようで、団員には学生以外の一般の人も多く参加されています。

今日の演目は、ベートーヴェンの7番と、ショスタコーヴィチの5番。通常、アマチュアオケのプログラムではメインの演目に交響曲1曲をもってくるのが多いのですが、今日はメインを張れる交響曲が2曲。すごく贅沢な気分です。しかもこの2つはぼくもよく知っている曲だったので気持ちも入り込みやすく、途中眠くなったりもせずにとても楽しめました。

ベートーヴェンの7番は、5番の「運命」とか6番の「田園」のような副題はないので、一般的に「ベト7」という略称で呼ばれています。ベートーヴェンの中では、ずっと比較的マイナーな曲だったのですが、「のだめカンタービレ」のドラマの方の主題曲に採用されてから急に脚光をあびるようになりました。
楽器の編成としては打楽器群がシンプルで、ちょっと質素な感じもしますが、この7番はベートーヴェン特有の重さのようなものがなく、軽快でテンポのいいリズムが特徴です。ぼくは以前アクロス勤務の頃にオーボエとフルートのセミナーを担当したことがあったので、生でオケの演奏を聴くときは、どうしても木管の楽器を中心に聴いてしまいます。ベト7は比較的木管が目立つ曲だと思うので、とても楽しむことができました。

ショスタコーヴィチの方はなかなか難しい曲ですが、今日の演目の5番は、ショスタコの中では一番知られた交響曲です。この曲は以前別の楽団の定演の演目になっていたときにCDでかなり聴き込んで予習して行った曲なので、耳に馴染んでいます。
そして、今日の演奏は圧巻でした。交響曲が2曲あるプログラムは異例だと思いますが、第1部のベト7と比べると、かなり完成された演奏だと思いました。もしかしたら、練習はほとんどショスタコの方に比重を置いてたんじゃない?って思ったぐらい(笑)。あらためて5番はいい曲だと感じました。フルートの客演の方の音がまた綺麗で、すごくよかったです。

今日は、福岡シンフォニーホールという響きのいいホールで、シンフォニーを2曲堪能して、とても満腹な気分です。これを書いている今でも、まだ余韻が残っています。
さて、明日はうちの職場でも、弦楽四重奏のコンサートがあります。30分程度のプログラムですが、メンバーには九響のコンマスの扇谷さんも含まれており、これまたけっこう贅沢です。明日もとても楽しみです。

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